ベトナム語は発音がとても難しく、発音のトレーニングをしっかりやらないと伝わらないとよく言われています。
ですが、現地の言葉を覚えることで、旅はとても楽しくなりますよね。
「ありがとう」という一言が、チップ以上に人を喜ばせることができる事だってあります。
まずは挨拶編です。出会って最初に交わす言葉やお礼の言葉を覚えましょう。
Xin Chao.(シンチャオ) こんにちは。
日本のように、時間に区別されることはないので、24時間「シンチャオ」でOKです。誰もが簡単に覚えられる最も優しいフレーズです。
Hen gap lai.(ヘンガップライ) またね。
直訳すると、「また会う約束をしよう」という意味。またね、と別れる際に伝えてみましょう。
An com chua?(アンコムチュア?) ご飯食べましたか?
ベトナム人は挨拶でよく使います。友人同士であれば、シンチャオの代わりに「アンコムチュア?」を言ってみるのもいいでしょう。返答は以下の通りです。
Roi(ローイ)→食べたよ
Chua(チューア)→まだだよ
Khoe khong?(コエコン?) お元気ですか?
英語で「How are you?」のように気軽に使うことができます。こちらが外国人と分かれば、ベトナム人は「コエコン?」と言って挨拶してくることも多いでしょう。
「khoe=元気」となり、「khong」は文末につくと疑問文となります。
Xin loi.(シンローイ) すみません。
謝罪の意味を表す言葉です。ベトナム人にぶつかってしまったときや、こちらが不備を働いてしまったときは、「ごめんなさい」と一言謝れば、大抵のことは許してくれます。
Cam on.(カムオン) ありがとう
旅行者が最も使う機会が多いのはお礼ですね。
英語で「サンキュー」と言っても通じますが、ベトナム語でお礼を言えば大抵すごく喜んでくれます。思わぬサービスや待遇を受けることもあるかもしれませんよ。
Khong co gi.(コンコージー) どういたしまして
直訳すると、「何もない」という意が転じて、どういたしましてとなっています。
返事編
Vâng.(ヴァン) はい
Dạ.(ヤァ) はい
Không.(コン) いいえ
Chưa.(チュア) まだ
Đúng rồi.(ドゥンローイ) その通りです
Sai rồi.(サイ ローイ) 間違ってます
Toi ten la ○○.(トイテンラー○○) 私の名前は○○です。
まずは自分の名前を伝えてみましょう。「Toi=私」、「ten=名前」です。ベトナムでは日本と同様に、姓の次に名前が来ます。
Toi la nguoi nhat ban.(トイラーグイニャッバン) 私は日本人です。
外国人観光客も多いので、よく「あなたは韓国人ですか?」「あなたは中国人ですか?」と聞かれることもあります。そのような際は、このフレーズで返事をしましょう。
Toi la nguoi du lich.(トイラーグイユーリック) 私は旅行者です。
「nguoi=人」、「du lich=旅行」、つまりはツーリストという意味になります。自分は在住者ではなく、旅行者であることを伝えれば、「それなのにベトナム語できるの?すごい!」と褒めてくれるかもしれません。
Rat vui duoc gap anh/chi/em.(ラッユーイドゥックガップ アン/チー/エム) あなたに会えて嬉しいです。
英語でいうNice to meet you.です。文末は人称代名詞を置きます。「anh=相手が年上の男性」、「chi=相手が年上の女性」、「em=相手が年下の男性女性」ですので、外見で判断してください。
Tôi thích Việt Nam.(トイ ティッ ベトナム) 私はベトナムが好きです。
Tiếc quá!(ティック ワー) 残念!
Mắc quá!(マック ワー) 高すぎるー!
Dễ thương.(イェー トゥン) かわいいね。
Đẹp quá!(デップ ワー) 美しいですね!
Mệt quá!(メック ワー) 疲れたー!
Troi oi!(チョイオ) オーマイガッ!