南部のホーチミン市では旅行のベストシーズンは11月〜3月。最も暑い4月、5月この時期から雨季がはじまります。
毎日のスコールがあるこの季節、常にバイクで移動しているベトナム人はレインコートをさっと羽織り颯爽に走って行きますが、旅行者はせっかく観光に来たのに雨ではどこへ行ったらいいの?!と悩んでしまいますよね。
そんな方におすすめの雨でも楽しく過ごせるホーチミン市内のスポットをご紹介します。
市内のいたる場所にあるカフェ、雨になるとみんなが一斉に休憩するので一気に混み合うことも。
よく目にする路上カフェで過ごすのはちょっと…という方も、市内にはおしゃれなカフェがたくさん!観光客向けのハイソなカフェから、地元のカップルがお茶をする落ち着いたカフェまで、好みのお店をはしごするのも楽しいですよ。
無料でWi-Fiが繋がるお店も多く、雨が止んだ後に行きたいお店を検索したり、スコールが通り過ぎるまでちょっと休憩するのにピッタリ。冷房の効いた店内で、その居心地の良さに反してお値段もお得なんです。
ホーチミン市には有名なベンタン市場のほか、5区中華街のビンタン市場、アンドン市場など大きな市場が複数あります。
各市場ともチープでかわいい雑貨や、普段に使えそうな家庭用品が所狭しと並んでいます。市場内に入れば雨の心配はなし。各市場をゆっくりめぐるのも面白いですよ。
同じものでも場所によって値段が違うので、ゆっくり時間を使って吟味することをおすすめします。
大繁華街の1区にあるベンタン市場よりもアンドン市場の方がお得な印象。
ビンタン市場は問屋街なので、バラ売り不可と言われることもありますが、かわいいベトナムグッズがたくさんあって、まとめ買いしてもお値段はチーププライスですよ。
2010 年オープンした1区のビンコムセンター、2011年末にオープンした7区のクレセントモールなど、市内には続々と巨大複合施設ができています。
今後も1区に改装中のタイムズスクエア、7区にサンライズシティなど大きなショッピングスポットができる予定です。
映画館、フードコート、ゲームセンター、ファッション店、家庭用品売場が揃っている各施設は中に入れば雨なんて関係なし!また、巨大スーパーマーケットのロッテマート(7区)は、1階に食品、2階電気屋、本屋、洋服屋、3階フードコート、ゲームセンター、ボーリング場、映画館と何でも揃っている庶民の憩いの場。食品売場も充実しているので、バラマキ土産を買うのにもおすすめですよ。
せっかく物価の安い国に来ているんだもの、ゴージャスに楽しみたいわ!という方は、エステやネイルサロン、ホテルでの時間を楽しむのもよいですよね。
高級ホテルにはプールがあります、雨を眺めつつここでカクテルを飲みながら読書も素敵。市内五つ星ホテルの多くはビュッフェもやっています。
日本では考えられないくらいお得な価格で、美味しい食事をしながらお喋りしていると、時の経つのを忘れてしまいそう。
また、ホーチミンにはエステがいっぱい、日本語が通じるお店も多いので安心です。
日本製やフランス製のブランドの商品を使っているエステサロンはホーチミン駐在マダムたちの間でも人気。予約をした方がベターです。
ほかにもマッサージやネイルサロンもチーププライスでチャレンジできます。
飛び込みOKの所も多いので、気になるお店をリストアップしておいて、雨が降って来たらタクシーに乗って向かうのも◎。
ベトナムに来たらベトナム料理はマスト!でも大都会ホーチミンでは各国からの観光客や駐在者も多く、おいしい世界の料理をベトナム価格で楽しめます。
おすすめするのが焼肉!在住韓国人が多いだけあって、市内には本格的韓国焼肉店もいっぱい。サービスでつく小皿はキムチ、トッボギ、チヂミなどバリエーション豊富でお得です。
このほか、インド料理、地中海料理、フレンチ、イタリアン、ロシア料理などグルメツアーをするのも楽しいですよ。
各店内装もこだわっているので、異国の地でさらなる異国にトリップするような不思議な感覚が味わえます。
雨なんて気にしないで街歩きを楽しみたい!雨季の雨はざっと降って止むので、降っている時間は長くも1時間程度。
それが一日に 1〜2、3回なのです。とは言ってもホーチミンのスコールはたとえ数分でも肩を打つ激しいもの、あっという間にビショ濡れになります。
ドンコイ通りやパスター通りなどの繁華街では気になるお店が立ち並んでいるので、お店をちょこちょこ移動しながらお土産選びをすることができます。
オーダーメードの服を注文したり、お土産選びに悩んだり、数件移動しているうちにあっという間に雨はあがりますよ。雨上がりは濡れた緑がきれいで、空気もちょっと澄んだように感じられます。
いかがでしたか?雨季とはいっても、一日中雨が降り続く日本の梅雨とは異なるので、現地の人たちも雨が降り始めたら「ちょっと休憩しようか」という感覚です。
バイクに乗って移動中の人たちは、さっとレインコートを羽織りそのまま移動継続。雨が降って当たり前という状況です。
みなさんも雨季だから傘必要かな?雨降ったらどうしよう?などと悩まずに、「雨は降って当たり前」という気持ちで旅行を楽しんでくださいね。ちなみに、現地で使い捨ての雨合羽が40円程で手に入りますよ!以上ホーチミンタウン情報でした。